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さくらプラザ開館2周年企画 作文コンクール 結果発表!

たくさんのご応募ありがとうございました!

さくらプラザ開館2周年企画 作文コンクール

「わたしがさくらプラザに行かない理由」

募集期間:平成27年8月1日(土)〜8月31日(月)※当日消印有効 

 

 2015年8月31日にさくらプラザは開館2周年を迎えました。

今後のより良い運営のために開催しました作文コンクールの結果を発表いたします。

また、作品内にていただいた貴重なご意見は、今後の運営の参考とさせていただきます。

                                   (敬称略)

最優秀作品

 

該当なし

優秀賞/「「いいね」がたくさんある場所へ」 塩田 友美子


わたしがさくらプラザに行かない理由はふたつある。

一つは、この作文コンクールで初めて存在を知ったからだ。

二つ目は、ホームページを見て、利用したいと思えるサービスがなかったことだ。

一つ目の件に関しては、近くに住んでいるのに、なぜ存在を知らないのか考えてみた。

それは、広告やチラシが他の区で広まっていないからだと思う。

なにか面白そうなイベントがあれば、わたしは区をまたいで出かけている。

クラシックコンサートも好きで、遠くても足を伸ばすこともある。

今回ホームページで、さくらプラザでのコンサートの開催をいくつか知った。

敏感に情報収集をしていたつもりが、施設の存在自体を知らなかったのだ。

戸塚区周辺に住んでいる知り合い数人にも聞いてみたが、施設は認知されていなかった。

それは、宣伝方法が効果的にされていないからではないだろうか。

また二つ目の点に関しては、子育て中に行けるようなイベントが少なかったことが挙げられる。

実情としては、子連れで行けるイベントを探している人はとても多い。

一つの例としては、隣の区では、毎月子連れ可能なコンサートがある。

チラシも子育て広場や集会所数件に配布され、ポスターもバス停の前などの目立つ所に貼ってある。たまに郵送でイベントの告知も来る。

そのため、ホールも毎回ほぼ満席だ。

こども向けイベントの利点は、若い世代が集まり、末長い利用者となる可能性が大きいことにある。

日本ではそこまで一般化していないクラシック部門だけでは集客に限度がある。

そのため、イベント内容も多彩なものにする必要があると考える。

また、ターゲットとなる年齢層にも偏りがあるように感じた。

中間層だけではなく、定年を迎えた世代や、学生向けイベントを求めている人は多い。

様々な環境にいる人や、幅広い世代向けの企画を盛り込むことも必要だと思う。

また、ホームページが新しくてきれいな施設の魅力があまり伝わらないように感じる。

フレッシュで楽しそうな、さくらプラザの良さが伝わる親しみやすさが欲しいと思う。

様々な提案を記載したが、より人々から親しまれる施設となるように願っている。

 

戸塚に足を運ぶことがよくあるが、ふらっと寄りたくなるような、憩いの場になるしかけができればうれしく思う。

佳作/「わたしがさくらプラザに行かない理由」 塚原 誠二

わたしがさくらプラザに行かない理由は、・・・ない。

いいコンサートがあれば、いつでも行く。

しかし、わたしはまだ一度しかさくらプラザに行ったことがない。

それは、2014年2の「横濱JAZZオールスターズライブ」だった。大好きな向井滋春をはじめそうそうたるメンバーによるコンサートで、予想以上の演奏を聴くことができた。そして、ステージと客席が一体となった暖かく親しみやすいホールだなと、というのがさくらプラザに対する印象であった。

このようなコンサートがこれからもたびたび開催されるのだ、わが戸塚に素晴らしいコンサートホールが誕生した、とわたしは喜んだ。

でもそれ以来、行きたくなるようなコンサートはなかった。あるいはあったのかもしれない。

わたしが唯一行ったそのコンサートは、新聞の折り込みチラシと一緒に入っていたタウン誌の記事で知ったものだった。

この作文コンクールも職場の近くのリリス(栄区)に置いてあったチラシで見つけたものだ。

つまり戸塚区民のわたしには、戸塚区民文化センターの情報がたまたましか入ってこないのだ。

ホームページを見てくれ、ということだと思うが、毎日通勤で利用している戸塚駅に掲示板一つ作ってくれたら、と願わずにはいられない。

もう一つの願いは、さくらプラザのステージにわたしも立ってみたい、ということだ。

わたしは、アマチュアのジャズトロンボーン奏者であるが、「横浜ジャズプロムナード」や「ジャズイン鎌倉」等に何度も出演してきた。

わたしだけではなく、音楽を愛するアマチュアの人たちは、みんな練習してきた成果を発表したいと思い、しかし発表の場が少ないことを残念に思っている。

そして発表の場を自分たちで作ろうとすると、とてもたくさんの費用がかかってしまうのだ。

でも例えば、まだ始まったばかりだが、神奈川公会堂の「ジャズいんかながわ」は1バンドの参加費が千円である。これは破格の安さである。今年も12月に、2日間、12バンドが出演して盛大に開催されるであろう。

このような公民館は大変にありがたい。もっともっと増えてほしいと思う。

 

以上のことから、わたしがさくらプラザに望むことは、いいコンサートを企画し、それを少なくとも戸塚区民に周知徹底してほしい。

みんないい音楽を聴きたがっている。

また、すべての戸塚区民が少なくとも一年に一度はさくらプラザのステージに立つことができるような企画を立てて開催してほしい。

そうすれば、わたしたちがさくらプラザに行かない理由など、ますます無くなってしまうであろう。

 

佳作/「これから行きたい「さくらプラザ」」 津留 美由

「私がさくらプラザに行かない理由」は、

 

第一に「さくらプラザ」が何をする場所か分からないことである。

知名度もなければ、どこにある施設なのか、同じ横浜市民でありながらもわからなかった。

戸塚の地は、駅前の再開発がなされ、公共的・文化的・商業的施設が充実していることは知っていたが、「さくらプラザ」については、行ったことも見たこともなかった。

そこで、「さくらプラザ」とは何の施設であるかホームページを開いてみた。

すると、文化・芸術に関する施設であり、コンサートホールを構え、各種の演奏会等が行われていることを初めて知った。クラシック系の音楽に関しては、前々からコンサートに出掛けたいと望んでいたので、私にとってはありがたい情報であった。

しかしながら、「さくらプラザに行かない理由」の二番目として、クラシック離れの現代において、料金もかかる音楽コンサートの実施が主では、若者を含め、子育て世代など幅広い客層の集客が見込まれないのではないかと思う。


私自身は音楽のコンサートに行きたくて、今夏、市内の施設にて行われる二つのコンサートに申し込みをした。

しかしながら、一つは電話申し込み時点で満席。もう一つは往復葉書で申し込みを行う方式だったが、返信用葉書に書かれて届いたのは、満席によるキャンセル通知であった。葉書代をかけて送付されるのが「ハズレ」の案内であれば、がっかりの度合いも計り知れないものがあった。

音楽コンサートに対しては、行きたくてもいかれない程に、依然需要度が高いものがあると考えている。


そして、「さくらプラザ」に行かない理由の三番目は、広報の少なさである。

催しの情報が行き届いていないように思われる。

私は先の2つのコンサートに関しては、市の広報誌であるとか、区役所に置かれている情報コーナーのチラシを手にすることで情報を得ていたが、「さくらプラザ」で行われているコンサートの情報というものはほとんど目にする機会がなかったように思われる。

クラシック系のコンサートとは、年に何回も実施される訳ではないので、立地条件が戸塚駅前というメリットがあるのだから、奏者と曲目が良ければ遠方からでも足を運ぶことは全く苦にはならない。

これまで、東海道線や市営地下鉄沿線への広報は行っていたのかも知れないが、それ以外の場所にも広く情報が行き渡らなければ、観客と運営側のお互いにとって不幸ではないだろうか。

ここまで述べた所ではあるが、残念ながら、やはり音楽コンサートの申し込みをしなかった。

「さくらプラザ」に行かない四番目の理由は、実施されているコンサートの時間帯が勤め人では参加できない曜日や時間帯に行われているものが多いからだ。

利用客のニーズに対し、客層のターゲットとの間にズレがあったのではないだろうか。

 

このような条件が整えば、私にとって是非とも、」これから行きたい「さくらプラザ」である。

佳作/わたしがさくらプラザに行かない理由」 安田 ゆう

わたしがさくらプラザに行かない理由は、周辺の道路が狭く、見通しがあまり良くないので車で行きにくいことです。

駅周辺は駅に向かう人、買い物をして沢山の荷物をかかえながら歩く人、通勤通学の人、お年寄りや赤ちゃん連れのお母さんなどさまざまな方が常にすれちがうので私のように車でさくらプラザに行こうとするものにとっては、行きたい気持ちがだんだん遠のいてしまうのです。


開館2周年を迎えたさくらプラザ。

施設が完成する前からとても楽しみにしていました。

驚くほど大きな建物がどんどん出来上がっていく工程は子どもの頃に味わったドキドキわくわくのあの感じです!

そしてついに待ちに待ったオープンの日がやってきました。

大好きなプラネタリウムもイベントの一つに入っていました。

施設は明るく開放的でバリアフリーになっていて細やかな配慮が随所に見られ素晴らしいものでした。

子どもと一緒にゆっくり楽しみました。


私は戸塚が大好きです。柏尾川流れ、春には満開の桜の下でポカポカお花見なんて最高です。

しかしそんな私は戸塚区民ではありません。

子どもの習い事の送迎で週六日戸塚に脚を運んでいるうちに、買い物、病院、美容院などほとんどの用事を戸塚ですませるようになりました。交通手段はもっぱら車です。


さくらプラザ周辺の道路がもう少し見通しがよければいいのになと思います。

さくらプラザ駐車場に毎日立ってくだっさている係の方、安全に車が入出庫できるよう細心の注意を払っていただいていることに頭が下がります。

もう一歩、歩道側に出て誘導していただけるとドライバーも歩行者も安心して通ることができると思います。きっと、

「よし!今日はさくらプラザに行ってみよう。」と、ウキウキしながらむかうことでしょう。

 

さくらプラザが地域の人々にとって温かく心が通い合うなくてはならない存在として、これから益々発展していくことを願い、見守っていきたいと思います。

佳作/わたしがさくらプラザに行かない理由」 澤井 敦

私がさくらプラザに行かない理由は、落語会の回数が少ないからです。

年に二回しか開催していないようですが、毎月一回開催していただけたら、もっと足を運びます。

私が行きたいと思う落語会を挙げます。


一つめは「R18 深夜寄席」。十八歳未満は入場禁止とし、戸塚駅から近いことを生かして終電に間に合うように、時間は夜九時から十一時とします。内容は艶噺か怪談に限定し、R18の雰囲気を出します。

初回は快楽亭ブラックが務め、二回目以降は「友達の輪」形式で前回出演者が推薦する落語家に担当してもらいます。

二つめは「落語会のタブーに挑戦 同一演目落語会」。

複数の演者が同じ噺を演じ、違いを聴き比べるというものです。

「胡椒の悔やみ」のような陰気な噺を四〜五回連続で聴かされた日には、苦々しい思いをすること請け合いです。

出演者は立川流対圓楽党、落語協会対上方落語協会などのグループ対抗戦という形式にすると面白くなると思います。同じ協会内でも圓歌一門対小三治一門のように弟子が多い一門であれば対抗戦は組めると思います。

三つめは「落語用語説明会」。

「無尽」や「紙入れ」など、現代ではわかりにくい表現が古典落語には時々出てきます。

これを落語家に解説してもらうという企画です。また。古典落語に熟語を入れると現代に戻されてしまう感覚になる場合があります。「安心」や「確実」などがその例です。「安心」は「心安い」、「確実」は「間違いなく」と言い換えてもらえると古典落語の世界に浸れる感じがします。

この熟語を入れることの是非を落語家同士で話し合ってもらいます。

四つめは「お囃子イントロ」。

お囃子の冒頭部分を流し、お囃子の名前と誰のお囃子かを当てるものです。

お囃子は今までに複数の落語家が使っていることも多いので、複数の正解を出すことができればそれだけ点数が加算されることにします。

点数が多い人には出演している落語家の色紙がもらえるようにします。

 

どの会にも、後ろの席に座っている人のために双眼鏡を貸し出すサービスを実施してはどうでしょうか。

初期投資費用はかかると思いますが、このようなサービスを行っているホールを見たことがないので、リピーターを増やせると思います。

佳作/わたしがさくらプラザに行かない理由」 細江 隆一

私がさくらプラザに行かない理由は、もし私が戸塚区民だとした場合、図書室や学習室などの文化的スペースがないからだと思う。


ホームページから施設の内容や見取り図を眺めたりすると、「区民が気軽に利用できる練習の場」とと「高度な内容を有した発表の場」がさくらプラザのめざすところになっている。

たしかに、施設内にはそうした空間が常備されているし、様々なコンサートや催し物をしたりするのには最適である。

その意味では、さくらプラザは成功している。すなわち、「高度な内容を有した発表の場」という点において。

だが、一方で、今回のように「わたしがさくらプラザに行かない理由」が課題として出るのだから、恐らく気軽にさくらプラザを利用する人は少ないのだろうと予想できる。

それはどうしてかを分析、考察することが大事になってくるのだが、私は前述したように、図書室や学習室などの文化的スペースがないところに原因があるのではないかと思う。

同じような形で、この地区には「可児市文化創造センター」(通称「アーラ」)がある。

ここは作りにしても、目的にしても、さくらプラザとすごく似ている。

ただ違うのは、ここは時折訪れても、たくさん人がいることだろう。コンサートなどは頻繁に開催されるのだが、そうでなくても人が多い。その理由は、図書室や学習室があって学生やお年寄りが集まってくるからだ。

オープンスペースがあり、そこには雑誌やテーマごとに本が展示してあり、学習机が常備されている。それをだれでも利用していいようになっている。また、パソコンも置いてあるので調べものもできる

遅くまで開館していることもあり、学校を終えた中学生、高校生などがそれを目当てに立ち寄ったり、大人が調べ者目当てに集まったりしている。だから「アーラ」はいつも人に溢れているイメージがある。

それと比較したとき、さくらプラザは、「区民が気軽に利用できる練習の場」を目標に置きつつも、「練習の場」と限定しているからいけないのではないか。

利用してもらうにはまず立ち寄ってもらう必要がある。

様々な練習をしたい人たちはそれでいいが、「ちょっと立ち寄ってみようかな」という人には敷居が高い。図書室的な機能、学習室的な機能などがあれば、もっと敷居が低くなり、区民が集まってくるのではないだろうか。

さらに言えば、区民や学校がもっと積極的に利用できるよう、利用料金を安くしたり、開館時刻を遅くしたりすれば、言うことはないのだろう。

「気軽に」というコンセプトをもっと出していかないと、人は簡単には利用しない。そして、利用してメリットがなかったら、二度と利用などしないだろう。

 

一度、「可児市文化創造センター」のHPを参考にして欲しい。きっと学ぶところがたくさんあるはずだから。

お問い合わせ

さくらプラザ TEL.045-866-2501

 

戸塚区民文化センター さくらプラザ